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<気仙沼・防潮堤ミス>かさ上げ案 知事「住民に納得していただけるよう誠意尽くす」

村井嘉浩知事

 気仙沼市内湾地区の防潮堤高を宮城県が誤って施工した問題を巡り、村井嘉浩知事は2日の定例記者会見で、背後地をかさ上げし、陸側から見た防潮堤の高さを抑える県の対応案を住民側に示したことに「納得していただけるよう誠心誠意尽くす」と述べた。
 県は6月30日にあった住民団体「内湾地区復興まちづくり協議会」の会合で案を提示。村井知事はかさ上げ案を選択した理由として、防潮堤の背後地で市が実施する土地区画整理事業への影響が抑えられる点を挙げ、「市の協力を得て工期が短縮できることが分かった」と強調した。
 地権者に対して今月中旬までに個別説明し、その後、協議会が対応案を受け入れるかどうか決める。村井知事は「住民からは検討に値するという反応だった。改めて謝罪を求める声もあったので、気仙沼には必ず足を運びたい」と話した。
 大阪府北部で起きた震度6弱の地震でブロック塀の倒壊が相次いだ問題も取り上げられた。宮城県内の小学校周辺で把握している倒壊の可能性が高いブロック塀88カ所のうち、気仙沼、石巻両市など5市2町の9カ所で特に危険性が高まっていることを説明。撤去や改修する所有者らへの財政支援を検討する考えを示した。


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2018年07月03日火曜日


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