山形のニュース

<強制不妊手術>56人分の記録発見 山形での手術は計151人に

 旧優生保護法(1948〜96年)下での障害者らに対する不妊・避妊手術問題で、山形県は2日、県所管の知的障害者更生相談所や特別支援学校など3機関で計56人に対して手術が行われたことを示す記録が見つかったと発表した。これまでに見つかった記録と重複する19人分を除くと、県内で手術を受けたとみられる人数は計151人となる。
 県健康福祉企画課によると、新たな記録は、知的障害者更生相談所に残されていた療育手帳交付の際の調査資料や、特別支援学校にあった学校日誌など。調査資料には「優生手術済」、学校日誌には「優生手術のため欠席」などとそれぞれ記されていた。
 手術の時期は50年代17人、60年代21人、70年代12人とみられ、残る6人は推測できないという。56人のうち27人は、都道府県の優生保護審査会が「適」と決めた場合に本人同意のない強制手術を認めた旧法4条に基づく手術だったことを示す報告書も見つかった。
 県は4月下旬以降、所管する行政機関や福祉施設など全32カ所に残る資料を調査。調査は今回で終了し、県は151人に手術が行われたとする調査結果を6月29日に国に報告した。


関連ページ: 山形 社会

2018年07月03日火曜日


先頭に戻る