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福島駅前の老舗ホテル「辰巳屋」が来年8月閉館 「再開発に協力するための苦渋の決断」

 福島市の老舗ホテルでJR福島駅東口の「ホテル辰巳屋」が2019年8月末で閉館することが2日、分かった。入居する建物が再開発事業で解体されることに伴って決断した。ホテル側によると、運営会社は廃業する方向。
 2日に納入業者などに通知した文書に「19年8月末をもって閉館させていただく」と明記。「残りの営業期間は限られているが、さまざまな企画を打ち出したい」と記した。
 ホテル側によると、従業員約70人は退職手続きを取って雇用を打ち切る。ホテル関係者は取材に「経営悪化ではなく、再開発に協力するための苦渋の決断だ」と強調した。
 ホテル辰巳屋は、1899年創業の料理店「辰巳屋」が前身。現在のビルは1973年にオープンした。7〜10階に客室60室と宴会場、レストランなどを備える。地下1階〜地上7階には百貨店「中合」が入る。
 一帯では同市の不動産管理会社エスケーワンが再開発の準備を進めている。今年3月上旬には辰巳屋ビルと隣接ビルを取得しており、約1万2000平方メートルで複合施設を建設する計画。


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2018年07月03日火曜日


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