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福島第1原発・2号機燃料取り出しへ調査開始 作業床にロボ2台投入

2号機原子炉建屋内の作業床に投入された2台のロボット(東京電力提供)

 東京電力は2日、福島第1原発2号機の使用済み核燃料の取り出しに向け、原子炉建屋の燃料プール上部に続く作業床の調査を開始した。ロボットが測定した空間放射線量は最大で毎時59ミリシーベルトで、2012年6月の前回調査より自然減衰している状況が確認された。
 6月21日に設置を終えた建屋壁面の開口部から、線量計などを搭載したロボットと支援役ロボットの計2台を投入。無線で遠隔操作し、作業床南西部の19カ所で空間線量を測定した。
 最も高い毎時59ミリシーベルトを記録したのは、原子炉格納容器の真上にあるふた「ウェルプラグ」の周辺部。前回調査時は毎時100〜300ミリシーベルト台だった。
 今後はロボットの動きを妨げるフェンスや手すりを遠隔操作の重機で片付け、作業床全域で汚染状況などを調べる。調査終了まで、おおむね2カ月かかる。
 2号機は水素爆発せず建屋上部が残る。東電は調査結果を基に建屋上部の解体計画を立て、23年度にも燃料取り出しを始める方針。


2018年07月03日火曜日


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