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白石に大規模風力発電所建設へ 再生エネ2事業者が各自計画

 宮城県白石市小原地区周辺の山林で、東京都や横浜市の再生可能エネルギー発電事業者2社がそれぞれ大規模な風力発電所の建設を計画していることが3日、分かった。アカシア・リニューアブルズ(東京)は2022年4月ごろの着工と、24年7月ごろの運転開始を目指す。
 同社によると、事業を計画する区域は白石市小原、斎川、大平の各地区にまたがる鉢森山から雨塚山周辺の786ヘクタール。うち238ヘクタールに出力3200〜4200キロワットの風車を10〜12基を建設する予定で、発電した全量を東北電力に売電する。供給のための変電所は越河地区への整備を見込む。
 最大出力は3万8400キロワットを想定。6月に計画段階環境配慮書を国や県、白石市に提出し、環境影響評価(アセスメント)の手続きを進める。同社の風力発電事業はいわき市でも環境アセスの手続き中で、秋田、山形両県などでも建設を検討している。
 白石市小原地区では、テクノシステム(横浜市)も1336ヘクタールを事業区域に想定する。
 同社や計画段階環境配慮書によると、出力3000〜3500キロワットの風車を15基程度設け、最大出力5万1000キロワットを見込む。着工や運転開始の時期は未定という。
 宮城県環境対策課によると、環境アセス対象の大規模な県内の風力発電所は、小原地区周辺の計画2件を含む計4件で手続き中で、石巻市で建設中が1件、気仙沼市で稼働中が1件ある。


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2018年07月04日水曜日


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