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<宮城県警>SNS絡みの子ども犯罪、ツイッターで被害が4割 匿名性悪用後絶たず

 宮城県内で昨年、会員制交流サイト(SNS)で知り合った相手にみだらな行為などの被害を受けた18歳未満の子どものうち、4割がツイッターで相手とやりとりしていたことが県警の調べで分かった。匿名性が高いツイッターは悪用されるケースが後を絶たず、県警は子どものネット利用状況を把握するよう、保護者らに呼び掛けている。

 県警によると、県内で昨年、18歳未満が被害者となったSNS絡みの犯罪のうち、サイト別と被害者年齢別の内訳はグラフの通り。被害者は計51人で、うち20人(39%)がツイッターを利用した。
 県警は、ツイッターのアカウントは個人が特定されにくく、他人になりすませることや、検索機能「♯(ハッシュタグ)」で援助交際の相手などを互いに簡単に探せることが、被害に遭いやすい原因とみる。
 他の利用サイトは、学生や若者限定でチャット形式のアプリ「ひま部」の6人(12%)など。フェイスブック、LINE(ライン)は各1人(2%)だった。
 被害者の内訳は高校生31人(61%)、中学生18人(35%)、小学生2人(4%)。小学生の2人はいずれも12歳で、裸などの写真を送るよう求められる「自画撮り」の被害に遭った。
 罪種別では、自画撮りを含む児童ポルノが25人(49%)と約半数を占める。このほか、県青少年健全育成条例違反14人(27%)、児童買春8人(16%)、強制性交3人(6%)、児童福祉法違反1人(2%)だった。
 被害者のうち38人(75%)がスマートフォンに閲覧制限(フィルタリング)を設定していなかった。県警生活安全部は「フィルタリングを推進させたい」と、保護者や学校への働きかけを強める方針だ。
 子どもに対しては「自画撮りしない」「夜に携帯は使わない」「意地悪を書き込まない」「フィルタリングで自分を守る」「ルールを親子で話し合う」の各頭文字を取った「じょいふる」を標語に掲げ、ネットの安全利用を促す。


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2018年07月04日水曜日


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