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<ベガルタ>素早いカウンターに手応え 渡辺監督「質を高める」

練習試合で相手と競り合う金久保(左)

 開催中のワールドカップ(W杯)で、日本が決勝トーナメント1回戦でベルギーに決勝点を許すなど、カウンターが威力を発揮している。仙台も素早い攻守の切り替えを体得しつつあり、大勝に渡辺監督は「まだまだスローな部分はあるが、スピーディーに相手ゴールに迫るところも見せられた」と一定の評価をした。
 キャンプ期間中、選手らはW杯の映像を見て速攻の意識を高めた。その効果もあり、練習試合では高い位置でボールを奪って前線へ複数の選手が駆け上がる場面が見られた。
 金久保はゴール前に詰め、右クロスに合わせて2得点。今季はけがで出遅れ、リーグ戦の出場はない。「コンディションは良くなってきた」と巻き返しを期す。1得点1アシストの蜂須賀も「ポゼッション(ボール保持)とカウンターの両方で攻められる」と手応えを語る。
 課題は暑さなどで消耗した時に、的確なタイミングで前へ走る決断を下せるかどうかだ。この日は動きが重い選手もいたが、渡辺監督はキャンプ中の厳しい練習による疲労を考慮して「良くやった」と話し、「長い目で質を高めていきたい」と今後を見据えた。
 W杯で中断中のリーグ戦は18日のホーム横浜M戦から再開する。まずは11日の天皇杯3回戦のJ2大宮戦に向け、さらに速攻を磨く。(佐藤夏樹)


2018年07月05日木曜日


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