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会津若松でダウンバーストか 倉庫が50m飛ばされるなど13棟被害

50メートル飛ばされた物置の一部。物置はオレンジ色のシートで覆われた農機具の場所にあった

 福島県会津若松市大戸町上三寄南原地区で3日夕に突風が吹き、倉庫が約50メートル飛ばされるなど計13棟が被害を受けた。気象庁は4日、現地を調査し、積乱雲から吹き下ろす気流が地表に衝突して激しく吹き出す「ダウンバースト」の可能性が高いと判断した。
 住民によると、突風は3日午後4時半ごろ、ひょうや大雨、雷とともに発生した。被災地域は南北約200メートル、東西約150メートルの範囲。市によると、地区20世帯のうちトタン屋根が剥がれるなど住宅8棟が一部損壊、倉庫など5棟が被災した。倒木もあった。
 農業三星宗之さん(66)方の鉄骨平屋の倉庫(幅約4メートル、奥行き約6メートル、高さ約5メートル)は南側に50メートル飛ばされ、中にあった農機具は横倒しになった。自宅にいた三星さんは「ひょうと滝のような雨、強風で怖かった。十数分ぐらいで収まり、外に出たら倉庫がなかった」と話した。
 調査は気象庁機動調査班6人が実施。風速は約35メートルと推定され、強さを示す日本版改良藤田スケールは6段階のうち最下位の「JEF0」で、福島県内では数年に一度ある強さという。3日午後は県全域に竜巻注意情報が出ていた。
 現場は会津鉄道芦ノ牧温泉駅北西1キロの農村地帯。


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2018年07月05日木曜日


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