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ドローンも安全運転を 石巻の自動車学校でスクール開講

ドローンに関する法律や整備点検方法などを指導する講義

 自動車学校のパセオ・ドライビングカレッジ(宮城県石巻市)は、小型無人機「ドローン」の操縦法などを学ぶスクールを開講した。宮城県内の自動車学校では初の取り組み。産業分野で利用が拡大するドローンの操縦士の需要増に対応するとともに、少子化による教習生減少を補う狙いがある。

 スクールは全4日間。座学と2日間の実習、実技と筆記の試験がある。実習はドローンの代表機種「ファントム4」を使用、インストラクターがほぼ一対一で10時間以上指導する。受講費は24万円。試験に合格し修了すると民間団体が交付するライセンス取得を申請できる。
 スクール初日の3日にあった座学は測量士の男性ら3人が受講。ドローンスクールのスペースワン(郡山市)のインストラクター鈴内俊宏さん(33)が講師を務め、関係法や機体の点検方法を教えた。
 鈴内さんは昨年の航空法違反摘発件数が前年比で倍増したことを挙げ「法律をしっかり守るドローンパイロットになってほしい」と呼び掛けた。受講した石巻市の会社員佐々木基之さん(34)は「測量業務でドローンを使うためライセンスを取得したい」と話した。
 パセオ・ドライビングカレッジはドローンスクールを月1回開く予定。同校のインストラクター伊藤智史さん(31)は「地域の自動車学校として『空』の安全もサポートしたい。石巻の観光振興などにドローン活用が広がるといい」と期待した。
 同校は江刺自動車学校(奥州市)などが昨年設立した「全国自動車学校ドローンコンソーシアム」に加盟した。東北で5校目。


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2018年07月06日金曜日


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