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<仙台七夕>心の復興へ 避難者グループが古布で吹き流し制作

完成した吹き流しと「仙台かえりびなの会」のメンバー=仙台市福祉プラザ

 仙台七夕まつり(8月6〜8日)を前に、東日本大震災で県内外から仙台市内に避難した被災者でつくる「仙台かえりびなの会」が今年も吹き流しを作った。8月7日まで市福祉プラザ(青葉区)と、せんだい3.11メモリアル交流館(若林区)で展示している。

 吹き流しは全長約1.5メートル。市内の協力者らから譲り受けた古い着物や帯を再利用した。昨年10月に作業を始め、今月初めに完成した。
 今年のテーマは「悲しい気持ちを元気に」。広瀬川の清流や、青葉通のケヤキ並木をイメージした青や緑の作品をそろえ、福祉プラザに11本、メモリアル交流館に13本を飾った。
 会のメンバーは気仙沼市や南相馬市の避難者ら6人。2012年から桃の節句に合わせ、震災の行方不明者が見つかるよう願いを込めた「かえり雛(びな)」を作っている。七夕飾りは15年から制作し、仙台市内の公共施設などに展示している。
 代表の松崎翠さん(71)は「被災した全ての人たちにとって、かつてのように七夕まつりを楽しめる日々が早く来ることを祈り続けたい」と話した。


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2018年07月06日金曜日


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