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<オウム死刑執行>仙台の関連団体施設周辺 公安、不測の事態に備え

 オウム真理教の松本智津夫死刑囚(63)ら7人の死刑が執行された6日午前、仙台市内の関連団体の施設周辺では、公安当局が不測の事態に備えて警戒を強めた。かつて教団支部があった地区の住民らは、淡々と事実を受け止めた。
 後継団体「ひかりの輪」仙台支部が入居する宮城野区の建物はカーテンが閉められたまま。公安調査庁の職員数人が建物前で中の様子をうかがったり、周辺の道路に立ったりして監視した。職員らは正午前、立ち入り調査のためインターホンを鳴らしたが、反応はなかった。
 同庁によると、6月8日に実施した支部への立ち入り調査では、松本死刑囚の写真など教団に結び付くものは確認されなかったという。宮城県警によると、団体設立者の元教団幹部上祐史浩氏(55)が施設を月に1回、訪問している。
 元教団幹部の林(現姓小池)泰男死刑囚(60)が拘置されている若林区の仙台拘置支所では、出入り業者の車両が往来する以外に目立った動きはなかった。
 1995年まで東北唯一の教団支部があった若林区河原町の商店街振興組合幹部の男性(63)は「(死刑執行まで)ずいぶん時間がかかった。当時は信者がよく商店街に買い物に訪れていた。危害を加えるような様子はなく、いまだに支部と一連の事件とが結び付かない」と話した。


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2018年07月06日金曜日


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