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<旧優生保護法>青森県内では同意なし148人

 旧優生保護法下で障害者らに不妊・避妊手術が繰り返された問題で、青森県は5日、県内で本人同意のない強制手術が計148人に行われていたと発表した。県衛生統計年報などで確認した。
 県こどもみらい課によると、統計資料は49〜96年のうち54〜56年と59年の4年分が欠落し、大半は性別や年齢といった詳しい情報が記されていない。
 旧厚生省の統計資料では県内で206人の強制手術が確認されている。今回の調査と58人の差があるが、県の資料がない年に実施された可能性があるという。
 本人同意があった手術は計183人に行われたことも分かった。
 県は生活保護や知的障害者福祉サービスの相談など57〜2006年の記録1万365件のうち、2818件を調査。本人や家族が手術を受けたという記載があった事例が計32人分あった。ただ、強制か任意かや、手術の時期は確認できないという。県は残る記録も継続して調べる。
 県内ではこれまで、強制手術を受けたと思われる11人の住所や氏名など個人情報が記録された資料が見つかっているが、個人が特定できる新たな資料はなかった。


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2018年07月06日金曜日


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