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<仙台空襲>焼け野原の惨状鮮明に 戦災復興展始まる

仙台空襲の惨状や終戦直後の様子を記録した写真を眺める来場者

 約1400人の命が奪われた仙台空襲(1945年7月10日)の記憶と戦後復興の歩みを伝える「戦災復興展」(仙台市主催)が6日、仙台市青葉区の市戦災復興記念館で始まった。15日まで。
 米進駐軍が終戦直後に撮影し、米国立公文書館が所蔵する36点のモノクロ写真を初公開した。B29の襲撃を受け、焼け野原となった現在の青葉区一番町周辺の惨状が記録されている。
 45年9月15日に塩釜市の関係者が整列して占領軍を出迎えた様子、米兵が乗ったジープ型の車に向かって笑顔で手を振る子どもたちの表情も映し出している。
 戦時中に使われた教科書の展示、宮城学院女子大の「戦時中の市民生活」パネル展、仙台工高模型部が仙台空襲の経験者に取材し、戦禍の証言を集めた映像の公開なども行われている。
 太白区の主婦大槻栄子さん(68)は「戦争は直接知らないけれど、展示を見て学び、子どもたちに語り継いでいきたい」と話した。
 最終日の15日午後2時からは仙台フィルハーモニー管弦楽団メンバーによる平和祈念コンサートもある。
 午前9時〜午後6時(最終日は午後5時まで)。入場無料。連絡先は同館022(263)6931。


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2018年07月07日土曜日


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