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南三陸と台湾の高校生が文化交流 復興の現状学び職場体験も

鶴の折り方を教わる嘉義高級中の生徒ら

 台湾・嘉義高級中で日本語を学ぶ生徒20人が6日、宮城県南三陸町を訪れた。東日本大震災で支援を受けた台湾との交流を深めようと、町観光協会が日本語研修旅行を初めて企画。一行は18日まで滞在し、町の復興の現状を学ぶとともに職場体験や民泊を通じて実践的な日本語の習得に励む。
 志津川高で開かれた交流会で、両校の生徒が画像を使って互いの文化を紹介。被災状況の説明では、嘉義高級中の生徒が神妙な表情で聞き入った。台湾伝統の踊り「八家将」の演舞の披露もあった。
 両校の生徒は一緒に折り紙で鶴を折ったり、家族のことを語り合ったりして親睦を深めた。志津川高2年の佐藤陽菜さん(16)は「台湾の生徒は明るく、フレンドリーな感じで接してくれた。交流は貴重な経験になった」と喜んだ。
 嘉義高級中の生徒は津波で被災した志津川地区をバスで視察。町内のホテルや水産加工の企業で仕事を体験し、受け入れ先の家庭で民泊をする。
 来日は5回目という2年王俊宇さん(17)は「日本の高校生に台湾の文化を伝えることができてうれしい。民泊で日本の暮らしを学ぶのが楽しみだ」と話した。


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2018年07月07日土曜日


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