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<楽天>田中→茂木→島内→今江→銀次 打順固定で打線復調 役割を明確化、好機に強く

5日のソフトバンク戦で適時打を放つ銀次=楽天生命パーク宮城

 東北楽天の平石監督代行就任後、打線が好調だ。その一因が打順の固定。初陣となった6月17日の阪神戦から田中、茂木、島内、今江、銀次の1〜5番は動かさず、24日からは先発全員の打順が不動だ。選手からは「打席での役割、打ち方が明確になった」と歓迎の声が上がっている。
 平石監督代行が指揮した12試合のチーム打率は2割9分7厘で、梨田前監督時代の2割2分9厘を上回る。1試合の平均得点も6点を超えている。
 好調の理由について、平石監督代行は「打席に入るまでに、打者が頭を整理してしっかり準備している」と指摘する。
 象徴的だったのが今月5日のソフトバンク戦。0−1の二回、アマダーの同点弾の後、1死からペゲーロの四球、嶋の中前打で一、二塁とし、田中がフルカウントまで粘って四球を選び満塁。続く茂木の遊ゴロで勝ち越し、島内がフルカウントから右越えに3ランを放った。粘り強い攻撃で一挙5点を奪うビッグイニングを演出した。
 今季序盤はやみくもに手を出して凡打に終わり、好機を逃す場面が目立った。最近は打線全体でつなぐ意識が明確になっている。2番茂木は「田中がよく出塁するので、島内さんにいい形で回すことを考えている」と強調。5番銀次は「好機で回ってくることが多いので、いつも得点シーンをイメージしながら練習している」と話す。
 打順の固定は梨田前監督が辞任した直後、平石監督代行と栗原打撃コーチが話し合って決めた。現役時代、広島で4番として活躍した栗原打撃コーチは「打者は自分がどのイニングで回ってくるのかある程度予想できないと、うまく試合に入れない。みんな日頃から、いいイメージを持って練習しているのが、機能している」と語った。(狭間優作)


2018年07月07日土曜日


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