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<青森官製談合>容疑者勤務の県民局、他より落札率9ポイント高

 青森県発注の土地評価業務委託の指名競争入札を巡る官製談合事件で、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された神敬一容疑者(58)=青森市旭町1丁目=の勤務する県中南地域県民局(弘前市)が過去1年間に発注した土地評価業務の落札率(予定価格に占める落札価格の割合)が、他地域の県出先機関の業務より突出して高いことが6日、分かった。
 県警は、神容疑者が逮捕容疑となった昨年8月の入札以外でも参加業者を漏らすなどした可能性もあるとみて調べている。
 県の入札記録によると、昨年7月から今年6月までの1年間に中南地域県民局が入札を実施した土地評価業務は9件で、平均落札率は87.84%だった。他の5県民局の土地評価業務は計10件で、平均落札率は78.75%。中南が他地域より9.09ポイントも高かった。
 19件の入札には、ともに公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕された島根幹夫容疑者(59)=青森市浪打1丁目=と千葉篤志容疑者(45)=弘前市早稲田1丁目=がそれぞれ社長を務める不動産鑑定業者2社が参加していた。
 中南地域県民局発注の9件の入札全てに参加した不動産鑑定士は「通常はあり得ないことだ」と業者間の談合を否定した。
 神容疑者の逮捕容疑は昨年8月上旬、弘前市の県道拡張工事に伴い、土地価格を評価する不動産鑑定業者の指名競争入札で島根容疑者らに有利になるよう選定案を作り、同8月31日の入札まで非公表の参加業者を漏らした疑い。


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2018年07月07日土曜日


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