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<福島・復興祈念公園>鎮魂と教訓伝える場に 基本計画決まる

 復興庁と福島県は6日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した同県浪江、双葉両町に整備する復興祈念公園の基本計画を発表した。国営の追悼・祈念施設のほか、震災の脅威を後世に伝えるエリアを設ける。2020年度中の一部利用開始を目指す。
 約50ヘクタールの敷地では、浪江町側を主に追悼の場として整備する。住民らが祈りをささげたり追悼式典を開催したりする場所や、津波が押し寄せた海などを見渡せる展望スポットを高台に設ける。
 双葉町側は事実を伝承するエリアとなる。県が隣接地に建設する震災と原発事故の複合災害を伝えるアーカイブ拠点施設と連携し、遺品展示場所や動物の慰霊碑などを造る。地域住民や来場者の交流のための広場も整備する。
 国営施設を備えた復興祈念公園は被災3県で整備される。岩手、宮城の両県は15年8月に基本計画を発表し、17年3月に着工している。福島県は原発事故の対応などで検討作業の着手が遅れていた。
 福島県は本年度にも基本設計を行い、用地買収を進める。


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2018年07月07日土曜日


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