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現代美術作家ヤノベケンジさん、福島市に作品寄贈 原発事故からの再生願う

こむこむへの「サン・チャイルド」設置イメージ(福島市提供)

 現代美術作家ヤノベケンジさんは6日、東京電力福島第1原発事故に着想を得たモニュメント「サン・チャイルド」を福島市に寄贈したと発表した。市は8月上旬から、JR福島駅近くの教育文化複合施設「こむこむ」に恒久展示する。
 作品は高さ6.2メートルの子どもの像。黄色い防護服姿でヘルメットを外して空を見上げ、放射線の不安のない世界を表している。
 現在ある3体のうち、2011年10月に初公開された最初の1体を、ヤノベさんが一般財団法人ふくしま未来研究会を通じて市に寄贈した。
 市役所で記者会見したヤノベさんは「原発事故からの再生を今こそ福島から発信すべきだ」と強調。一方で「どう受け止められるかとも思った」と語り、作品展示が被災者感情に与える影響を気に掛けた。
 これに対し同席した木幡浩市長は「原子力災害を受けた事実を風化させず、希望を持って前進するシンボルになる」と感謝した。


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2018年07月07日土曜日


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