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<日本一早い芋煮会>村山産業高農業部が超促成でサトイモ収穫

昨年12月から育ててきたサトイモを収穫する村山産業高の生徒たち

 村山産業高(村山市)の生徒たちが6日、昨年12月中旬にビニールハウス内に植えたサトイモを収穫し、「日本一早い芋煮会」を開いた。通常の露地栽培が5月に植えて10月に収穫するのに対し、約3カ月早い。全国的に夏は出荷量が少なく、市場に高値で出せるため、今後も超促成栽培の可能性を探る。
 取り組んだのは、農業部バイオテクノロジー班の約30人。約25株を植え、冬場は暖房でハウス内を15度に保ち、手を掛けて大事に育ててきた。
 5、6日に計4キロを収穫。3年の遠藤翔琉(かける)さん(17)は「地表をビニールで覆うなど、冬の寒い時期の作業が多く大変だった。収穫できてうれしい」と話す。生徒らは早速、芋煮にして、一足先に郷土の秋の味覚を楽しんだ。
 農業部は今年3月、若者の起業を促す「U−25東北ソーシャルビジネスコンテスト」で、芋煮で使うサトイモが通年栽培されていない点に着目し、年中芋煮が食べられる「いも煮国」ブランドの発信を提案して最優秀賞を受賞した。
 2年の奥山修平さん(17)は「山形に来た観光客が、年中取れたてのサトイモを使った芋煮が食べられるようになったらいい」と、ハウスを活用した通年栽培に手応えを感じていた。


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2018年07月08日日曜日


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