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<西日本豪雨>宮城県内4市町が愛媛、岡山に職員派遣「震災でお世話になった人のために」

出発式で佐々木危機管理監(右)から訓示を受ける仙台市職員=8日、仙台市役所

 西日本豪雨の被災地への職員派遣や物資の提供など、宮城県内自治体による支援の動きが出ている。仙台市と大崎市は姉妹都市の愛媛県宇和島市にそれぞれ職員を派遣。塩釜市と松島町は岡山県倉敷市に先遣隊を送る。
 仙台市は8日、大規模な断水が発生した宇和島市の要請を受け、飲料水の提供を決め、現地で必要な支援を把握する職員4人を派遣した。
 飲料水は500ミリリットル入りペットボトルで約1万2000本。8日に岡山県総社市へ毛布などと一緒に届けたが飲料水の需要がなく、宇和島市に振り向けることにした。トラックが総社市から宇和島市に運んだ。
 市役所で8日にあった出発式で、佐々木淳一危機管理監は「(東日本大震災で)お世話になった宇和島市民のため全力で任務を遂行してほしい」と訓示した。
 派遣される危機管理課の鈴木裕介主幹は「被災された方が一日も早く普通の生活に戻れるように力になりたい」と気を引き締めた。
 大崎市は9日、宇和島市に飲料用のペットボトルをトラックで送り、職員5人を派遣。ペットボトルは鳴子の温泉水など500ミリリットル入り2万2200本で、地元物流会社の協力を得て輸送した。
 震災では、宇和島市から職員派遣などの応援を受けた。市役所であった出発式で伊藤康志市長は「大崎の気持ちを届けてほしい」と要請し、現地に入る防災安全課の早坂浩治課長補佐は「震災や豪雨災害で培ったノウハウを宇和島市で発揮したい」と語った。
 塩釜市は9日、被害が発生している倉敷市を支援するため先遣隊として職員4人の派遣を決めた。松島町も同日、同市への3人の派遣を決定。両市町とも10日に出発する。


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2018年07月10日火曜日


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