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仙台市内の海岸公園、全て復旧 井土地区の冒険広場と馬術場利用再開

ふわふわドームで跳びはねて喜ぶ子どもたち

 東日本大震災の津波で被災し、休止していた仙台市若林区井土の海岸公園が8日、7年4カ月ぶりに再オープンし、冒険広場と馬術場の利用が再開された。市内4カ所の海岸公園は全面復旧し、完成式も行われた。
 冒険広場は展望台、冒険遊び場(プレーパーク)、ふわふわドームなどがある大型遊具広場、幼児遊具広場、デイキャンプ場(54区画)などが震災前とほぼ変わらない姿で再登場した。
 大勢の子どもたちが訪れ、のこぎりを使った工作や火起こし、穴掘りなどを体験したり、遊歩道にチョークで好きな絵を描いたりし、被災地ににぎやかな声を響かせた。
 馬術場は馬場や厩舎(きゅうしゃ)、管理棟などが復活した。10メートルを超える震災の津波にのまれながら、奇跡的に生き残った牝馬キャンディらが元気な姿を見せた。
 約10ヘクタールの公園敷地は震災前より約6メートルかさ上げされた。展望台周辺は高さ約15メートルの「避難の丘」に変わり、最大700人が逃げられるよう安全面に配慮した。
 郡和子市長は完成式で、「震災から復興を成し遂げた思いをしっかりと後世に伝えられる場所になることを願っている」と語った。


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2018年07月10日火曜日


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