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水産加工食品の太洋産業が再生法申請 負債45億円、サンマ漁獲減が経営悪化に拍車

 水産加工食品の太洋産業(岩手県大船渡市)は9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。東日本大震災の津波で大船渡工場が全壊し、近年はサンマの漁獲減が経営悪化に拍車を掛けた。東京商工リサーチ盛岡支店によると、負債総額は約45億2400万円。
 同支店などによると、太洋産業は1944年創業。イクラやタラコを中心に「タイサン」ブランドの水産物加工、販売で82年12月期には約330億円の売上高を計上したが、2010年3月期から8期連続の赤字に陥っていた。
 岩手銀行(盛岡市)はこの日、太洋産業に対する債権28億9500万円に取り立て不能または遅延の恐れが生じたと発表した。このうち担保などで保全されていない約18億円は引き当て処理する。


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2018年07月10日火曜日


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