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悲劇繰り返さない 仙台空襲73年で慰霊祭

平和の尊さをかみしめながら犠牲者を悼み、献花する参列者

 仙台空襲から73年となった10日、空襲の犠牲者や太平洋戦争の戦没者を追悼する仙台市主催の合同慰霊祭が青葉区の市青年文化センターであった。遺族約60人が献花し、平和への誓いを新たにした。
 郡和子市長は式辞で「戦後の復興に尽力された人たちの努力で、仙台市は焦土の中から緑豊かな杜の都として立ち直った。悲劇を二度と繰り返さないように戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継ぐことが私たち一人一人の責務だ」と述べた。
 空襲で母と2人の弟を亡くした泉区の丹野佳男さん(83)は「市役所近くの自宅周辺は焼けて何も残らなかった。小中学校は親戚を頼って転校ばかり。苦労が多かった」と振り返った。
 仙台空襲では1945年7月10日未明、123機のB29が市上空に飛来し、焼夷(しょうい)弾や高性能爆弾を投下。死者は1399人、負傷者は1683人に上った。


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2018年07月11日水曜日


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