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<栗原市官製談合>市長「市政の信用失墜」 幹部職員逮捕を謝罪

職員逮捕を受け謝罪する千葉市長(中央)ら=11日午前11時5分ごろ、栗原市役所

 栗原市発注の交流施設エポカ21の建築改修工事を巡る官製談合事件で、千葉健司市長は11日午前、市役所で記者会見し、市建設部次長の佐藤義夫容疑者(58)の逮捕を謝罪した。幹部職員の逮捕で、市役所内には動揺が広がっている。

 会見で千葉市長は「事実なら市政全体の信用を失墜する行為だ。市民に多大な迷惑を掛けたことをおわびする」と謝罪。市は2016年度の市発注工事で最低制限価格と落札価格が一致したケースが3件あり、うち2件を公競売入札妨害容疑で逮捕された米倉智章容疑者(51)=栗原市築館=が専務の設備会社が落札したことも明らかにした。
 会見に同席した千葉章副市長は「(設計価格から業者が最低制限価格などを)類推することは可能な状態だった」と認めた一方、「佐藤容疑者から(業者への)直接的な最低制限価格の漏えいはなかったと思う」と強調した。
 市議会2月定例会でエポカ21の建築改修工事の入札過程を「公正な競争」と答弁した点について、千葉副市長は「各社の積算精度が上がっていることもあり、疑問を感じなかった。追加調査しなかったことを反省している」と述べた。
 千葉市長によると、佐藤容疑者の逮捕を知ったのは10日午後8時すぎ。市内で開かれた市政懇談会が終わり、同行の市幹部が市役所に電話した際、職員から「警察が来ている」と知らされたという。


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2018年07月11日水曜日


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