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<立佞武多>気高く勇壮 五所川原で「書き割り」

新作立ねぷたの顔を墨で描く福士さん

 五所川原市で8月に開かれる立佞武多(たちねぷた)祭りに出陣する新作立ねぷたの顔を墨で描く「書き割り」が10日、制作現場の同市立佞武多の館で行われた。勇壮で気高い表情が浮かび上がり、ねぷたに魂が吹き込まれた。
 制作責任者の福士裕朗さん(36)は、3種類の筆と墨汁を使いながら、45分ほどかけて、約1.5メートル四方の顔に丁寧に目や眉毛などを描いていった。
 高さ約23メートルの新作は「稽古照今(けいこしょうこん)・神武天皇、金の鵄(とび)を得る」。国の平定に奔走していた神武天皇が、まばゆい光を放つ鵄の力を借りて、敵の軍隊をなぎ倒したとされる伝説の一場面を表現した。来年の天皇陛下退位を前に、初心に戻って未来を切り開く意味を込めて初代天皇をテーマに選んだ。
 福士さんは「迫力と高貴な品格を兼ね備えた作品に仕上がっている。祭りで多くの人に見てもらいたい」と話した。


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2018年07月11日水曜日


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