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<W杯サッカー>ベルギー戦逆転負け「涙流しカレー作った」専属シェフ・西さん、地元福島で帰国報告

福島県広野町に寄贈した日本代表のサイン入りユニホームを遠藤町長(右)に手渡す西さん

 サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会に日本代表専属シェフとして帯同した西芳照さん(56)が10日、地元の福島県広野町役場を訪れ、代表の16強入りを遠藤智町長に報告した。「(8強の)壁は破れなかったが、皆さんに勇気と感動を味わってもらえた」と、食を通して選手を支えた手応えを語った。
 西さんはサッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)の元総料理長。2004年に代表専属になり、今回が4大会連続のW杯帯同だった。
 8強を懸けたベルギー戦はスタジアムで応援し、逆転負けを目の当たりにした。「ホテルに戻って涙を流しながらカレーを作ったが、一番悔しかったのは選手」と振り返った。
 試合の3日前はハンバーグ、2日前は銀ダラ西京焼き、前日はウナギのかば焼きと、持久力につながるご飯を食べられる人気メニューを提供。うどんやみそは県産品を持ち込んだ。
 長友佑都選手(ガラタサライ)がレモンジュースを1日3回飲むなど、選手の食に対する意識の高さを再認識したという。
 西さんは「子どもたちの未来の体をつくるのが食事。学校訪問などで健全な体づくりを広めたい」と強調。「16強の先に行きたい」とも語り、4年後の帯同にも意欲を示した。
 西さんは13日〜8月末、いわき市のいわきFCパークに出店する。代表に好評だったハンバーグやトマトソースパスタ、オムライス、カレーなどを提供する。


2018年07月11日水曜日


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