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<防潮堤施工ミス>背後地で再建目指す住民、造り直し再度要求

 宮城県気仙沼市の内湾地区の防潮堤高を県が誤って施工した問題で、住民団体「内湾地区復興まちづくり協議会」は11日、県の担当者を交えた説明会を市役所で開いた。背後地をかさ上げして陸から見た防潮堤高を抑える県の対応案を巡り、背後地で再建を目指す住民は反対意見でまとまり、再度、造り直しを求めた。
 内湾地区で防潮堤の背後地にある魚町と隣接する南町の住民を対象にそれぞれ説明会があり、計約50人が出席した。
 県はミスに至った経緯を説明し、市が実施する土地区画整理事業内の土地を5〜20センチかさ上げする案を提案。問題となっている約310メートルの区間のうち未完成分(150メートル)は誤った防潮堤の高さに合わせる方針も明らかにした。
 魚町の説明会で住民からは「間違いは間違い。造り直してほしい」「押し切ろうとする県の姿勢は問題だ」「無理なことを頼んではいない。当初の計画通りに造るべきだ」などの反対意見が噴出した。
 魚町2区自治会の藤田淳逸会長は「あってはならないミス。住民に精神的な苦痛を与えた」と訴えた。
 南町の説明会で反対意見はなかった。協議会は14日に会合を開き、県の提案を受け入れるかどうかを話し合う。


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2018年07月12日木曜日


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