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<青森官製談合>容疑者着任後、落札率高まる

 青森県発注の土地評価業務委託の指名競争入札を巡る官製談合事件を受け、県は11日、2012年度以降の土地評価業務の落札状況を明らかにした。官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された神敬一容疑者(58)=青森市旭町1丁目=が県中南地域県民局(弘前市)に着任した16年度以降、発注業務の落札率(予定価格に占める落札価格の割合)が高くなったという。
 県民局は12〜15年度に11件の指名競争入札を実施し、落札率は73.35〜77.03%だった。神容疑者が用地課長となった16年度は4件の入札で落札率が78.59〜84.92%と高まり、逮捕容疑を含む6件の入札があった17年度は84.92〜94.87%と突出していた。
 県監理課の天間俊介課長は「16年度以降の中南地域県民局の落札率は確かに高い」と話し、官製談合の再発防止策を講じる考えを改めて示した。
 神容疑者の逮捕容疑は昨年8月上旬、弘前市の県道拡張工事に伴う土地評価業務委託の指名競争入札で、公競売入札妨害容疑で逮捕されたともに不動産鑑定会社社長の島根幹夫(59)=青森市浪打1丁目=、千葉篤志(45)=弘前市早稲田1丁目=両容疑者に有利になるよう業者選定案を作成し、同8月31日の入札まで非公表の参加業者を漏らした疑い。


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2018年07月12日木曜日


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