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アルファ化米粉製造の特許販売へ 山形大がベンチャー設立

 山形大は、コメを加熱粉砕処理してアルファ化米粉を製造する同大の特許技術ライセンスを、食品関連企業などに販売する「アルファテック」を設立したと発表した。資本金500万円。米沢市の米沢オフィス・アルカディアに6月開所した同大有機材料システム事業創出センターに本社を置き、センター第1号のベンチャー企業となる。
 同大大学院理工学研究科の西岡昭博教授(食品科学)が開発した特許技術「温度制御型臼式粉砕システム」は、プラスチック成型加工技術を応用。加熱した臼で米粒を粉砕するだけでアルファ化米粉の製造が可能となり、コメを炊いてすりつぶした後に水分を除去する従来製法に比べ大幅にコストを抑えられる。
 西岡教授らはこの技術を活用し既に米沢市内でパンやクッキー、ハンバーグなど、さまざまなグルテンフリー食品を商品化。地場産のコメ消費の拡大と米粉の新たな用途開拓などに力を入れてきた。
 同社は今後、食品関連企業へのライセンス販売を通じて需要が伸びているアレルギー対策食品やグルテンフリー食品への米粉活用を推進する一方、素材分野などへの参入も目指す方針。


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2018年07月13日金曜日


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