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<気仙沼・防潮堤施工ミス>かさ上げ案 判断持ち越し

 宮城県気仙沼市の内湾地区の防潮堤高を県が誤って施工した問題で、同市の住民団体「内湾地区復興まちづくり協議会」は14日、背後地をかさ上げし陸から見た防潮堤高を抑える県の対応案を協議した。受け入れるか否かの判断を持ち越し、住民間で話し合いを続け、7月中に結論を出す方針を確認した。
 協議会が11日に開いた説明会では、防潮堤の背後地にある魚町地区の住民が反対でまとまった。協議会の菅原昭彦会長は「説明会に出席した魚町の住民の大半が造り直しを求めた。(県の対応案を)容認することは、今は不可能だと判断した」と説明した。
 協議会は今後、魚町地区の地権者のみと話し合う場を設ける。議論の結果を踏まえ、7月中に態度を決定する予定。
 この日の会合で県は、魚町地区の地権者を対象に2〜12日に行った個別調査の結果を公表した。47人中「かさ上げ容認」は27人、「造り直し」は6人、「地域に任せる」は12人、2人は不在だった。
 会合後、菅原会長は「地権者の反対意見があったことは確か。(県の対応案を)白紙にして、どうしたらいいのかを住民同士で話し合い続ける」と語った。
 武藤伸子・県農林水産部長は「県としては協議会の話し合いの結果を待ちたい」と述べた。


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2018年07月15日日曜日


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