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カーシェアで住民結束 石巻で世界の事例を学ぶシンポジウム

カーシェアリングの役割を話し合ったパネル討論

 車の共同利用で住民間の結束を強める「コミュニティ・カーシェアリング」をテーマとする国際シンポジウムが14日、宮城県石巻市防災センターであった。
 実行委員会の主催で、約80人が出席。同市の一般社団法人「日本カーシェアリング協会」やベルギーなどの事例が紹介された。
 共にベルギーでカーシェアリングに取り組む非営利団体「Taxistop」と「Autodelen.net」の代表らが独自の運営方法などを説明した。
 パネル討論で日本の専門家ら6人が意見交換。Taxistopのアンジェロ・メウレマン氏は「カーシェアリングは一つの選択肢。利用者はコストを考え、自転車や公共交通を使い分けている」と指摘した。
 Autodelen.netのジェフリー・マティス氏は「借りている車という意識がプラスに働き、事故は少ない」と語った。ドイツの運営者による講演の映像も流し、各国の違いや共通点を学んだ。
 石巻市では東日本大震災後、仮設住宅でカーシェアリングが始まり、現在は災害公営住宅の住民に引き継がれている。


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2018年07月15日日曜日


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