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<高校野球宮城>第100回大会開幕 仙台、鮮やか逆転

黒川―仙台 5回裏仙台1死一、二塁、松浦が右前適時打を放ち3―4と追い上げる

 第100回全国高校野球選手権宮城大会が14日、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で開幕した。1回戦1試合があり、仙台が黒川を破り2回戦に進んだ。
 仙台は2点を追う五回、松浦と今の適時打などで4点を奪って逆転。黒川の反撃を1点に抑えて逃げ切った。
 試合前に行われた開会式は、出場71校67チームの選手が堂々と入場行進した。仙台城南の高橋良平主将が「平成最後で記念大会に出場できることを誇りに思い、野球ができる幸せを感じながらプレーする」と力強く選手宣誓した。
 大会第2日の15日は、楽天生命パーク、平成の森しおかぜ球場(南三陸町)など4球場で1、2回戦9試合が行われる。

 ▽1回戦
黒 川003010010=5
仙 台11004000×=6

 【評】仙台が逆転勝ち。2−4の五回1死一、二塁から松浦の右前適時打、今の2点打、田代のスクイズで4点を挙げて逆転。その後、2投手をつないで逃げ切った。黒川は八回に鴇田の犠飛で1点差に迫ったが、及ばなかった。
 黒川・小林主将(競り合いに屈して初戦敗退)「開幕カードの緊張感と、暑さの影響も少なからずあった。1、2年が多いチームなので、後輩にはこの経験を今後につなげてほしい」

◎苦い投球 打撃で貢献

 昨夏8強の2校が顔を合わせた開幕戦。100回大会の幕開けにふさわしく、3時間を超える熱戦となった。仙台は五回に一挙4点を奪って逆転勝ち。2回戦に駒を進めた。
 勝利の立役者は5番松浦だ。2点を追う五回1死一、二塁、狙っていた真っすぐを右前に運んで1点を返し、反撃ののろしを上げた。杉浦、今が連打で続いて試合をひっくり返すと、田代のスクイズで突き放した。
 マウンドでの悔しさが松浦を奮い立たせていた。先発して2点の援護をもらっていたが、三回に死球と自らの失策でピンチを広げて3失点。逆転を喫し、この回で降板した。「投球で迷惑を掛けていたので、打撃で何とか貢献したかった」。3安打2打点の活躍に胸をなで下ろしていた。
 昨夏の大会を沸かせた左腕佐藤隼輔(現筑波大)から背番号1を引き継いだ。降板後はベンチで肩を落としていたが、石垣監督に「お前がエースなんだ」と励まされて目が覚めた。
 「継投の3人に助けられた」と松浦。チーム一丸でつかんだ勝利の喜びをかみしめていた。(今愛理香)


2018年07月15日日曜日


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