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<なでしこL・マイナビ仙台>サイド崩し安本決勝弾

仙台−神奈川相模原 前半39分、仙台・安本(左)がループシュートを決めて先制する。GK田尻

 東北南部の梅雨明けに合わせるように、仙台がどんよりしたチーム状況を好転させた。4月29日以来のホーム戦の白星。消化試合ではあったが主将の安本は「勝つのと負けるとのでは、チームの今後が全然違う」と、自らの決勝弾で最良の方向に導いた。
 値千金の一撃だった。前半39分、田原が左サイドのDFライン裏に出した浮き球パスに素早く反応。バウンドを左足で巧みに合わせ、GKの頭を越すループシュートを決めた。「田原選手がボールを持った瞬間に『来る』と信じて走った。後は冷静に流し込むだけだった」と笑みを浮かべた。
 布陣変更が当たった。5戦ぶり先発の櫨を2トップの一角に起用。中央でためをつくり、安本、井上の左右両サイドハーフがスピードを生かして守備を崩す意識を徹底した。櫨は先制の場面も起点となり、「(DFラインの)裏に抜ける共通意識を持って攻撃できた」と振り返る。
 9月8日のリーグ戦再開まで約2カ月間の中断期間に入る。前半戦最後の試合を攻守とも手堅く制したのは収穫だ。「カウンターやシュートの質を上げ、粘り強く失点しない守備をもっと徹底したい」と安本。後半戦で目指すチームの形が見えてきた。(原口靖志)


2018年07月15日日曜日


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