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<球宴>岸、エースの貫禄 直球勝負2回3K無失点

2回2安打無失点と好投した全パ先発の岸

 球界を代表するエースの貫禄が漂った。4年ぶり4度目、東北楽天に移籍してからは初出場となった先発岸が2回を3奪三振の無失点と好投した。「選手間投票で選ばれたのが、ひときわうれしかった。全力で勝負し最高の結果を残せて良かった」と笑みを浮かべた。
 「セ・リーグはいい打者が多い。真っすぐ勝負では抑えられないので持ち球全てを使う」と試合前に語っていたが、一回は18球中16球が直球。140キロ台後半の力がある球で押して、ファウルを連発させた。芯を捉えられたのは二塁打を放った青木(ヤクルト)だけだった。
 圧巻だったのは、今季リーグでトップタイの19本塁打を放ち、試合前の本塁打競争で優勝した4番筒香(DeNA)との対決だ。
 2ボール2ストライクからの5球目、全力で投じた外角高めの直球で空振り三振。「真っすぐで勝負しないといけない空気の中、三振にできて良かった」。3番ロペス(DeNA)も空振り三振、5番鈴木(広島)は見逃し三振と、3者連続三振を奪った。
 2016年熊本地震の復興支援の一環として開かれた試合は、3000人超の少年、少女が招待された。「子供たちに格好いいところを見せられたかもしれない」。熊本につながる被災地東北の思いを背負って戦う岸は満足そうに語った。(狭間優作)


2018年07月15日日曜日


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