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「東北野党連携で勝てる」国民民主・玉木共同代表に聞く

来夏の参院選に向け「最大限の連携と協力を進めたい」と語る玉木共同代表=15日、仙台市青葉区の河北新報社

 国民民主党の玉木雄一郎共同代表は15日、仙台市内で河北新報社のインタビューに応じ、来年夏の参院選について「東北は野党が連携すれば勝てる地域だ」との見方を示した。「地域事情を最大限に尊重し、連携を図りたい」と述べ、野党間の選挙協力を推進する意向を明らかにした。(聞き手は報道部・松本果奈、馬場崇)


<再び大きな塊を>
 −地方組織が分裂した現状をどう考えるか。
 「早期に解消し、再び大きな塊を作らないといけない。国民民主の結党を野党再結集の第一歩にしたい。国政の都合で地方議員を苦境に追い込んだことを反省し、地域が独自に連携する枠組みを尊重する。安倍政権への不満を受け止め、シンプルな政策でまとまれるかが課題になる」
 −提案型野党の姿勢は、他野党との連携に影響を及ぼさないか。
 「全く問題ない。1強から生じる権力のおごりはどの党よりも厳しくただす。同時に批判だけではなく、自民党を上回る政策を打ち出さないと本当の支持は得られない。将来的に政権を担うという責任と自負だ。支持率は年末までに5%を目指す。特に地方での認知度を向上させたい」

<1次産業を支援>
 −党の軸となる政策は。
 「人口減など地方の課題と向き合うことが国の課題解決につながる。土の薫りのする政党を目指す。具体的には1次産業、中小企業の支援に力を入れる。例えば農業者戸別所得補償制度を復活させ、食品安全性を担保する第三者認証制度『GAP(ギャップ)』を取得した農家に直接支払額を増やすなどさらに拡充する」
 −東日本大震災の復興に対する考え方は。
 「とにかく風化させないことだ。被災地ごとに復興のスピードが異なる。期間を(2020年度までと)一律に区切って集中的な支援を終えるのではなく、実情に合わせるべきだ。必要な支援が打ち切られないように十分目配りする」


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2018年07月16日月曜日


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