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脱原発で一致、政敵が急接近 小泉元首相が小沢一郎氏主宰の政治塾で講演 安倍政権へのけん制か

握手する小泉元首相(左)と自由党の小沢代表

 自由党の小沢一郎代表(衆院岩手3区)が主宰する政治塾が15日、東京都内であり、小泉純一郎元首相が講演した。両氏は自民党時代に激しくぶつかり、小沢氏の離党後も対峙(たいじ)した。共に掲げる脱原発を訴えようと、約30年ぶりに手を結んだ。
 政敵ともいえる2人の急接近は、原発政策を推進する安倍政権へのけん制の意味もありそうだ。
 講義には塾生ら約70人が参加。冒頭、小泉氏は「思いがけないお招きで、場違いじゃないかと思った」と率直に語った。
 小沢氏が自民党幹事長に就任した1989年、党組織委員長を務めたのが小泉氏だった。その後対立を繰り返したが、小泉氏は「歴史的にも敵と味方が入れ替わることはよくある。わだかまりはない」と語り、「日本は自然エネルギー大国を目指すべきだ」などと持論を述べた。
 講演後、両氏は並んで取材に応じた。小沢氏は「野党は原発ゼロを最大の政策目標として掲げるべきだ。自民党総裁を務めた人が脱原発を訴えるのは大変心強い」と強調。小泉氏は「与党も野党も関係ない。保守層が声を上げることが重要だ」と話した。


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2018年07月16日月曜日


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