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<東京パラ>カヌー合宿誘致へ全開 宮城・加美町、補助スタッフ養成へ「町を障害者カヌーの拠点に」

加美町が制作した事前合宿誘致用のパンフレット

 宮城県加美町が2020年東京パラリンピックのカヌーの事前合宿の誘致活動を本格化させている。国内競技団体を通じ、世界各国への情報発信に着手。競技補助スタッフの養成といったソフト対策も進める。

 猪股洋文町長は6月13日、日本障害者カヌー協会、日本カヌー連盟(ともに東京)の両会長を訪ね、各国への情報発信を依頼した。同28日には強豪国スロバキアの大使館を訪れ、誘致の意思を示した。
 町が練習会場として提案するのが鳴瀬川カヌーレーシング競技場。コース沿いの岸が平たんで、コーチらが並走して選手に指導しやすい環境が整う。全長500メートルは国際競技連盟の技術要件(1000メートル)を満たしていないが、200メートルで競うパラカヌーの練習に大きな支障はないという。
 バリアフリー化などハード面の整備に向け、町はB&G財団(東京)に助成を求める考え。9月から計3回、サポートスタッフの養成講座も開く。日本障害者カヌー協会から講師の派遣を受け、町職員ら約40人がカヌーの乗り降り介助、転覆時の救助などの方法を学ぶ。
 各国の合宿地選定が活発になるのは、来年夏の世界選手権後とみられる。現時点では、どの国が興味を示すか、実現性がどの程度あるかなどは不透明だが、先を見越して動きだした。
 猪股町長は「東京パラリンピックを契機に、町を障害者カヌーの拠点にしたい」と意気込む。


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2018年07月17日火曜日


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