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<楽天>野球は九回2死から!反攻ののろし枡田と三好、控えも一丸

枡田慎太郎

 まさに「野球は九回2死から」だ。東北楽天は高校球児のような粘りを見せて後半戦初戦を白星で飾った。打撃で価値ある仕事をしたのは、今季控えに回ることが多い枡田と三好だった。
 1−2の九回、1死一塁で一走島井が二盗に失敗し、2死走者なし。「万事休す」と思われた窮地を代打枡田が救った。甘く入った変化球を捉え、逆方向の左翼席へ運ぶ同点弾。打席に入る前に平石監督代行から「本塁打にできる球があれば狙え」と言われた通りに絶好球を仕留めた。31歳は「ベストの形になった。よくスタンドに届いてくれた」と余韻に浸った。
 延長十回は先頭の三好が右中間三塁打で勝ち越し機をお膳立てした。八回から遊撃の守備で出場していた三好にとって、この試合の初打席。「貴重な打席、自分のスイングをしようと決めていた」という。2ストライクと追い込まれた後、外角低めの150キロを強打すると打球は右中間へ抜け、三好は一気に三塁を陥れた。
 続く島内は「甘い球を捉えさえすればいい状況にしてもらった」と高めの変化球を中前へ運び、勝ち越した。
 「野球は何が起こるか分からない。今後も諦めずに最後まで戦う」。平石監督代行が力を込めたように、チーム一丸の戦いでもぎ取った1勝は反撃の夏を予感させる。(金野正之)


2018年07月17日火曜日


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