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<高校野球宮城>志津川、激しい競り合い制す

志津川−岩ケ崎 6回表志津川2死一、二塁、左越え3点本塁打を放った及川温(左から2人目)を笑顔で祝福する志津川ナイン

 高校野球宮城大会第3日は16日、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城など4球場で2回戦9試合があり志津川、柴田、角田、小牛田農林などが3回戦に駒を進めた。(15面に関連記事)
 志津川は岩ケ崎との激しい競り合いを10−9で制した。柴田は佐沼に3−0の零封勝ち。角田は登米総合産を10−0で下した。小牛田農林は第5シードの仙台二に6−1で逆転勝ちした。
 17日は仙台市民、石巻市民の両球場で2回戦6試合がある。

 ▽2回戦(平成の森しおかぜ)

志津川010105021=10
岩ケ崎011000511=9

 【評】志津川が3時間を超える熱戦を制した。同点の八回に先頭伊沢の二塁打など4安打を集めて2点を勝ち越すと、九回も伊沢の適時打で加点して逃げ切った。岩ケ崎は九回に1点差まで迫る粘りを見せたが、及ばなかった。

◎志津川打線奮起、追い付かれても屈せず 地元の声援で完全燃焼

 志津川打線が地元南三陸で爆発した。2−2の六回は沼倉の三塁打を皮切りに、及川温の3点本塁打までの5安打で計5得点。及川温は「高めの直球。応援が背中を押してくれた」と会心の一振りを振り返る。
 七回に追い付かれても屈しなかった。八回に伊沢の二塁打で好機を広げて2点を勝ち越し。伊沢は九回に10点目の適時打を放ち、計5打数5安打2打点。六回に脚がつってベンチまで背負われる場面もあったが、「打てば球場が沸く」とプレーを続けた。
 伊沢の活躍に主戦菅原も踏ん張った。いったん降板した後、2点リードの九回無死一、二塁で再登板。1点差まで迫られ、なおも一、二塁とサヨナラのピンチを迎えたが、代打2人を三振に仕留め、最後は遊ゴロに打ち取って3時間を超える熱戦にけりをつけた。「右肘が痛かったけど、最後はアドレナリン(が出た)」。一塁側の応援席に歓喜をもたらした。
 岩ケ崎には練習試合で3戦3敗。木皿主将は「チームの力を出し切った」。完全燃焼しての勝利だった。今大会、南三陸が会場の試合はこれが最後。「次も頑張れよ」。地元の人たちの声援に、選手たちは「はい」と力強く応えた。(岩崎泰之)


2018年07月17日火曜日


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