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<高校野球宮城>南三陸・平成の森球場で初の試合 志津川勝利に地元歓喜

ナインに声援を送る志津川の応援団

 第100回全国高校野球選手権宮城大会の2回戦が16日、南三陸町の平成の森しおかぜ球場で行われ、地元の志津川が岩ケ崎に10−9で勝利した。同球場での大会開催は今回が初めて。一塁側の応援席を埋めた大勢の町民や保護者が、町唯一の高校の戦いに熱い声援を送った。
 3時間15分に及んだ試合は最後まで手に汗を握る展開だった。5点リードで迎えた七回に同点にされたが、八、九回に得点を重ねて逃げ切った。同校野球部OBで仙台市泉区の専門学校生及川航さん(20)は「3年生の選手は2年下の学年で、一緒にプレーした。危うい場面で粘りを見せ、後輩たちの成長を感じた」と目を細めた。
 九回に1点差に詰め寄られると、応援席からは「みんなで守るぞ」との声援が飛んだ。勝利の瞬間、涙を流して喜ぶ人もいた。志津川高野球部親の会の氏家浩文会長(53)は「子どもたちは地元の球場で勝ち、いい思い出になったと思う。町の人たちの応援が大きな力になった」と感謝した。
 大会開催に尽力した佐藤仁町長は「両校の選手は最後まで諦めずに頑張った。球児の姿に憧れを抱く子どもが増えてくれるとうれしい」と語った。


2018年07月17日火曜日


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