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<ほっとタイム>秋田から五輪へ一歩 田口選手、涙の移籍会見 故郷への思いに頬ぬらし

ファンやチームへの思いを語り、涙する田口選手

 「秋田で育ててもらった。ファンの方々には感謝しかない」。バスケットボール男子、Bリーグ1部(B1)昇格を果たした秋田の主将、田口成浩選手(28)が涙で声を詰まらせた。
 6月28日の移籍会見。ガッツあるプレーでチームを引っ張ってきた大黒柱のぬれた頬が、古里秋田への思いの深さを物語っていた。
 仙北市角館出身の田口選手は、プロとしての出発点であり、7季在籍した秋田を離れることを決断した。2018〜19年シーズンはB1千葉でプレーする。
 2部(B2)に降格したチームを、地元・角館の祭りが由来の「おいさー!」の掛け声とともに鼓舞。1シーズンで再びB1に押し上げ、惜しまれて秋田を去る。
 つらいときもファンの存在が支えだった。「『秋田でプレーしてくれてありがとう』といつも言ってくれた」と肩を震わせた。
 「東京五輪に出場したい。チャレンジする」。夢に向かって新たな一歩を踏み出す。秋田発の「おいさー!」が五輪のコート上に響く日が来るかもしれない。
(秋田総局・佐藤駿伍)


2018年07月17日火曜日


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