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<ベガルタ>阿部、スペース開「拓」へ スピード生かし攻撃活性化狙う

紅白戦でDFラインの裏に出たボールを追う阿部(手前)

 今季の後半戦が始まる仙台が戦術の微調整を施す。11日の天皇杯3回戦でJ2大宮を破ったが、シュートは4本だけと攻撃が停滞した。打開を目指し、横浜M戦は1トップの阿部とシャドーストライカーの石原の入れ替えが濃厚。約2カ月ぶりのリーグ戦で修正力の高さを見せたい。
 敵陣でスペースをつくり、生かす。シャドーには中盤に下がってDFを引き付け、味方が入り込むスペースをつくる動きが求められる。位置取りなどのセンスにたけるのは石原だが、大宮戦ではDFが誘いに乗らなかった。最終ラインの前でボールを持てるが、引いた位置で突破やラストパスを武器とするタイプではないため、次の手を欠いた。
 阿部なら力強いドリブルがある。スペースを生む動きと合わせれば、脅威を与えられそう。「前を向いたプレーは常に意識している。シャドーでも発揮したい」。阿部が守備をかき乱せば、石原にボールが収まりやすくなり、ゴール前の決定力が生きるという効果も期待できる。
 横浜Mは攻撃時、サイドバックが高い位置や中央に移動し、センターバックの脇が空く。スペースに走り込んでパスを受け、突破につなげる機会もありそう。
 阿部は「再開の1戦目は絶対に勝つ」と決意。持ち味のスピードを存分に発揮し、名前の「拓馬」のようにスペースを開拓する。(佐藤夏樹)


2018年07月18日水曜日


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