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<高校野球宮城>泉、逆転でコールド勝ち

迫桜−泉 8回裏泉1死三塁、吉野が左中間へ適時三塁打を放つ

 高校野球宮城大会第4日は17日、仙台市民、石巻市民の両球場で2回戦6試合があり、泉、仙台向山、登米、古川などが3回戦に駒を進めた。
 泉は10−3で迫桜に八回コールド勝ち。登米は6−5で名取にサヨナラ勝ちした。本吉響は6−4で多賀城を振り切った。仙台南は13−1で涌谷に大勝した。

 ▽2回戦(仙台市民)

迫 桜10100010 = 3
 泉 00003403x=10
(八回コールドゲーム)

 【評】泉が八回コールド勝ち。2点を追う五回、敵失に乗じて3点を奪い逆転。六回は早坂の適時二塁打などで4得点し突き放した。迫桜は一回に田中の適時三塁打で先制したが、投手陣が持ちこたえられなかった。

◎走塁に磨き「一つ先」狙う

 泉が中盤に畳み掛けた。どんな当たりでも常に次の塁を狙う積極性が光った。
 2点を先行された五回、1死一、二塁で吉野の打球は外野へのライナー性の当たり。野手が後逸すると吉野は一気に本塁を陥れた。「自分は足が持ち味。2点取られた重苦しい雰囲気を晴らせて良かった」。八回にも三塁打を放って追加点を挙げた。
 チームとして走塁を磨いてきたのは昨年の苦い経験がきっかけだった。初戦の2回戦宮城工戦、相手左腕の巧みなけん制に引っ掛かり、再三好機をつぶしていた。
 吉野も一度けん制死があった。「好機を確実に生かすため、走塁技術を上げる必要性を感じた」。練習メニューに週2回ベースランニングを取り入れ、確実に一つ先の塁を狙う走塁を徹底してきた。この試合はチームとして三塁打が3本。盗塁も三つ成功しており、練習の成果が表れたと言えるだろう。
 コールド勝ちにも次への反省を忘れない。チームの課題として、試合の入りが悪いことを挙げる。「全員が力を出せるよう、自分が雰囲気を良くしていきたい」。吉野は主将としての自覚を新たにしていた。
(山本武志)


2018年07月18日水曜日


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