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田植え踊り世界へ届け 福島・飯舘の中学生継承 北米の音楽家に披露

田植え踊りを披露する生徒たち

 米国とカナダの音楽ジャーナリストや作曲家が9日、東京電力福島第1原発事故で一時全村避難となった福島県飯舘村の小中学校を訪れ、子どもたちが披露した村民歌や伝統芸能を鑑賞した。
 福島市音楽文化総合アドバイザーの三浦尚之さん(福島市)が設立したNPO「ミュージック・フロム・ジャパン」が企画。子どもたちの元気な姿を世界に発信してほしいと招待した。
 村は4月、原発事故後に避難を続けてきた小学校3校と中学校1校を1カ所に集約し、地元での授業を再開した。
 中学校の生徒たちは原発事故翌年から、伝統を残そうと練習に取り組む田植え踊りを披露。早乙女姿で息の合った身のこなしに、拍手が送られた。
 ミネソタ州から来日したマイケル・アンソニーさん(70)は「伝統芸能が廃れている場所も多い中、このような機会は子どもたちにとって良いことだ」と笑顔で話した。
 米国では今も多くの人が福島に原発事故のイメージを持っているといい、企画した三浦さんは「福島は怖いという認識を変えたい」と語った。


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2018年07月18日水曜日


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