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社会復帰へ手に技術 東北少年院が訓練を報道公開「温かな目で見守って」

自動車整備の実習に励む少年ら。社会復帰後を見据え、真剣に取り組む(写真は一部加工しています)
情報処理科の授業風景。職員がワープロの基礎を指導する

 少年矯正施設への理解を広めようと、仙台矯正管区(仙台市若林区)は今月、東北少年院(同)の内部や少年らの職業訓練の様子を報道機関に公開した。
 同院は1964年に「職業訓練重点施設」に指定され、少年の社会復帰を見据えた専門的な技術の習得に力を注いでいる。電気工事、給排水設備、溶接、自動車整備、土木建築の5科で職業指導し、短期入院者向けには情報処理科もある。第2種電気工事士など専門資格が取得できる。
 退院後の引き取り手がいない少年も多く、小野和典院長は「資格を取り、社会で自立させる必要がある」と意義を説明する。2017年度は14人が在院中に採用面接を受け、12人が内定を得た。うち9人は訓練に関係する企業に就職した。
 自動車整備科で訓練する少年は「専門用語が多くて大変だが、全ての作業にやりがいを感じる。将来はバイク整備士として独立したい」と目標を話した。


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2018年07月19日木曜日


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