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<石巻川開き祭り>有料観覧席を新設 復興の花火を間近で

ガーデンチェアを並べて有料観覧席にする河川堤防

 石巻市の夏を彩る「第95回石巻川開き祭り」(31日、8月1日)の花火大会で、東日本大震災の津波で被災後、旧北上川右岸に整備された堤防に有料観覧席300席が設けられる。有料席の設置は震災後初めて。実行委員会は「有料席を確保できるまで復旧が進んだ。間近で花火を楽しんでほしい」とPRする。

 観覧席は5月に完成した同市中央1丁目の堤防広場に設ける。川に面した通路と堤防の上の広場に、プラスチック製のガーデンチェア300席を並べる。花火は観覧席正面の中瀬から打ち上げられ、高さ約20メートルの小型花火も堪能できる。
 震災前は中瀬から約4キロ上流の左岸から花火を打ち上げ、対岸の同市大橋の河川敷に300区画以上の桟敷席や100組分のペア席などを設けていた。一帯は津波で被災した上、仮設住宅が建設され、打ち上げ場所は2011年、中瀬に変更された。
 実行委事務局を置く石巻商工会議所の阿部準一中小企業支援課長は「遠くから見えない花火の演出もある。観覧席を利用してほしい」と呼び掛ける。売り上げはトイレ設置など運営費に充てる。
 観覧席は8月1日午後7時半開始の花火大会(8000発)で設置される。1席3000円。座席は申し込み順で決める。
 7月31日の供養花火(1500発)は観覧席を設けず、自由に立ち入りできる。申し込みは実行委0225(22)0145。


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2018年07月19日木曜日


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