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福島県「医業承継バンク」設立へ 診療所勤務医の確保狙う

 福島県は18日、後継者不足が深刻化する地域の診療所と勤務希望の医師をつなぐ「医業承継バンク」を設立することを明らかにした。県外から医師を呼び込み、地域医療を支える人材になってもらう方針。福島市であった会議で報告した。
 バンクの運営は県医師会に委託する。原則として県内勤務を希望する県外の医師に登録してもらい、受け入れ希望の診療所とつなぐ。
 マッチングに当たっては事前の現地視察などを実施する。県の定住事業と連動させ、医師の住まい確保などを支援。医師が訪問診療など在宅医療の担い手となることも期待する。
 県によると、県内の診療所の医師は60歳以上が29.6%で、全国平均(21.8%)より高い。2017年の診療所数は1427施設で09年から89施設減った。
 県医師会が今年4月に実施した調査では、回答した診療所508施設のうち、約75%が医業承継に関心を示した。
 県地域医療課は「医師の高齢化に伴う診療所廃業の増加が懸念される。県内の医師数にも限りがあり、県外から人材を呼び込む手だてとして、バンク事業に力を入れたい」と説明した。


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2018年07月19日木曜日


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