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福島・大熊中生 漫才授業発表会「笑いを癒やしに」

自分たちで考えた漫才を披露する生徒。「ぺんぎんナッツ」(左奥)も爆笑した

 東京電力福島第1原発事故で福島県会津若松市に避難する福島県大熊中(生徒13人)で18日、漫才を発表する「O−1グランプリ決定戦」があり、生徒たちが自ら考えたネタを披露した。
 生徒は4組に分かれて「学校生活」「歌のお姉さん」「医者と患者」「銀行強盗」をテーマに軽妙な掛け合いを見せた。大熊の小学生、家族ら約50人が集まった会場は爆笑の渦に包まれた。
 終了後、生徒たちは「失敗を笑いに変えることができた」「いつもと違う自分を楽しめた」と満面の笑みを見せた。3年渡辺菜々美さん(14)は「ネタの面白さを伝えるには、どうすればいいか考えた。大変だったけれど楽しかった」と語った。
 大熊町は原発事故に伴う全町避難が続く。笑いを心の癒やしにしようと、町教委がNPO法人会津エンジン(会津若松市)に委託。今年は昨年に続いて2回目で、全生徒が6月から計6時間、吉本興業の芸人「ぺんぎんナッツ」からネタの作り方などを学んだ。
 早川良一校長は「子どもたちの表情に大きな変化を感じる。相手に自分の考えを伝える力は社会に出ても役立つだろう」と期待した。


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2018年07月19日木曜日


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