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夏休み一日一日大切に 東松島市、授業確保へ県内初4日短縮

中学校に入学して初めての通信票を受け取る1年生=東松島市鳴瀬未来中

 宮城県東松島市の鳴瀬未来中(生徒212人)と矢本二中(364人)で19日、1学期の終業式があった。同市は本年度新たに、授業日数確保のため市立の幼稚園と小中学校で夏休みを4日間短縮する。県内初の取り組みに、生徒からは「残念だけれど一日一日を大切にしたい」と前向きな声が聞かれた。
 鳴瀬未来中は熱中症対策で体育館に椅子を持ち込み、終業式を開いた。伊東毅浩校長は「自分が決めた目標に向けて充実した夏休みを過ごし、2学期の始業式に元気な顔で来てください」と式辞を述べた。
 市は本年度、36日間あった市立中学校などの夏休みを32日間とした。鳴瀬未来中と矢本二中は8月26日に運動会と体育祭があるため、他校より1日前倒して終業式を開いた。夏休みは8月20日まで。市内の他の中学校1校と小学校8校、幼稚園1園の夏休みは21日〜8月21日となる。
 鳴瀬未来中3年の高橋宗真さん(14)は「夏休みは生活習慣が狂いやすいので、勉強に集中するという意味では短くてもいい」と受け止める。
 バスケットボール部2年の後藤美姫さん(14)は「副キャプテンとしてみんなに指示しながら自分の苦手なところを上手にしたい。2学期が始まったら運動会の練習をたくさんしたい」と意欲を語った。
 同市は近年、小中学生を対象とした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、小学6年と中学3年の大半の科目の平均正答率が県と全国を下回った。学力向上に向け、夏休みの短縮を決めた。


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2018年07月20日金曜日


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