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<縄文遺跡群>「登録実現まで全力で取り組む」岩手、秋田両県も祝賀ムード

垂れ幕の除幕式で、万歳をして世界文化遺産の候補選出を喜ぶ市民=19日午後、北秋田市

 縄文遺跡群には岩手、秋田両県の3カ所も含まれる。関係自治体では19日、世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれたことを伝える垂れ幕も掲げられるなど、祝賀ムードに包まれた。
 伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡がある北秋田市は、現地ガイドを務める佐藤善寿さん(85)らがひもを引いて垂れ幕を披露。大きな拍手が起こり歓声が上がった。佐藤さんは「地道な活動が実ってうれしい」と笑顔を見せた。
 伊勢堂岱縄文館の中嶋俊彦館長(66)は「世界遺産登録に向けた大きな一歩」と意気込んだ。
 大湯環状列石がある鹿角市の児玉一市長は「登録実現まで全力で取り組む」と決意新た。佐竹敬久秋田県知事も「今後も4道県と関係機関が一層連携していく」とコメントした。
 御所野遺跡がある岩手県一戸町教委世界遺産登録推進室は、遺跡を含む公園の入り口に「国内推薦決定」の看板を出して祝った。
 遺跡でガイドや清掃に取り組むボランティア団体「御所野遺跡を支える会」の上田敏雄会長(79)は「自然との共存や平和を重んじる縄文時代の思想から学ぶことは多い。推薦決定は社会の在り方を考えるきっかけになる」と喜んだ。


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2018年07月20日金曜日


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